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User guide

ClauDeck 使い方ガイド

つなぐ、キーを置く、押してみる。入れてから最初の承認を返すまでを、順番に説明します。バージョン 2.0 に合わせた内容です。

目次:はじめに / 導入の手順 / キーの読み方 / 承認を返す / AI の画面を開く / 設定 / Antigravity / SSH リモート / 困ったとき / 用語と既定値

一緒に準備しましょう。難しい言葉は途中で説明しますね。

案内役・ケイ
1. はじめに

はじめに

用意するもの

  • Apple シリコンの Mac(macOS 13 以降)。Intel Mac・Windows・Linux・iPhone・iPad では動きません。
  • Elgato Stream Deck 本体と、Stream Deck アプリ。
  • Claude Code・Codex・Antigravity のいずれか。

全体のしくみ

ClauDeck は、Claude Code・Codex・Antigravity の状態の確認、承認、画面への切り替えを、Stream Deck のキーにまとめるメニューバーアプリです。

① AI

Claude Code・Codex・Antigravity が、作業の節目で状態を知らせます。

② ClauDeck

知らせを受け取り、どのキーに何を出すかを決めます。承認の受け渡しもここで行います。

③ Stream Deck

キーに状態を表示し、押された操作を ClauDeck に返します。

  • 状態を見る:待機・読み待ち・実行中・承認待ち・入力待ち・画面で確認・終了などを席に表示します。
  • 承認する:承認待ちの席を押して、AI の確認に答えます。
  • 画面へ戻る:承認待ちでない席を押して、そのセッションのアプリを手前に出します。
承認の確認が出ない設定

Claude Code の権限モードが auto、Codex が dontAsk・bypassPermissions、または画面を持たない実行(claude -p など)の場合は、AI 側で承認の確認そのものが出ません。状態の表示は動き、キーには「(モード名)・承認なし」と出ます。

Antigravity について

状態の表示・画面への切り替え・承認に対応しています。読み取りの操作は止めず、書き込みやコマンドの実行など(Antigravity の区分で Tier 2 以上)だけを承認の対象にします。承認は「承認・拒否も有効」を選んだときだけ有効になり、押さなければ既定 15 秒で Antigravity 本来の設定に戻ります。設定は「Antigravity を連携する」をご覧ください。

最初に覚える 3 つの言葉

セッション

AI とのひとまとまりの会話や依頼です。会話ごとに、デッキの表示場所が割り当てられます。

席(スロット)

ひとつのセッションを受け持つ Stream Deck のキーです。「ClauDeck Slot」をキーに置くと作れます。

連携

AI から ClauDeck へ状態を届ける設定と、Stream Deck 側に機能を足すプラグインのことです。どちらもメニューから設定できます。

1. はじめに

導入の手順(7 ステップ)

上から順に進めます。つながっているかどうかは、ClauDeck のメニューの「ステータス」でいつでも確かめられます。まだ入れていない場合は、先にダウンロードページの「入れかた」をご覧ください。

ケイ

各ステップの「できたら」の表示を目印に進めてくださいね。

  1. ClauDeck をメニューバーに出す

    「アプリケーション」フォルダーの ClauDeck を開き、画面右上のメニューバーでデッキの形のアイコンを探します。

    できたら:アイコンを押すと、いちばん上に「このアプリについて…」が出て、メニューの中に「ステータス:」で始まる行があります。

    出ないとき:システム設定の「メニューバーに追加することを許可」を確かめます。

  2. 使う AI を登録する

    メニューの「エージェント連携」を開き、使う AI(Claude Code・Codex・Antigravity)の行を選びます。Claude Code・Codex は追加内容を確かめて「入れる」、Antigravity は連携内容を選んで「適用」を押します。コードを書く必要はありません。

    できたら:Claude Code・Codex は「登録済み」、Antigravity は選んだ連携内容が行に出ます。

    Antigravity の設定が見つからないとき:一度 Antigravity を起動してから設定し直します。

  3. Stream Deck にプラグインを入れる

    メニューから「Stream Deck にプラグインを入れる…」を選び、案内に従って Stream Deck アプリを終了して開き直します。プラグインは、Stream Deck に機能を足す部品です。

    できたら:ClauDeck の「ステータス」に「Stream Deck: 接続済み(席 N)」と出ます。

  4. デッキに席を置く

    Stream Deck アプリのアクション一覧から「ClauDeck Slot」を探し、好きなキーへドラッグします。置けたら ClauDeck のメニューの「ボタンのテスト」で確かめます。

    できたら:席の ID(c0r0 など)がアプリ内のガイドに出ます。「AI Slot」は別のプラグインなので、間違えないようにしてください。

  5. 承認の受け方を確かめる

    メニューの「ステータス」で「モード」を見ます。own ならデッキで承認を受けます(既定)。defer は状態の表示だけで、承認は AI の画面で行います。「最初の質問をもう一度出す…」から選び直せます。

  6. AI に最初の依頼を出す

    対象のプロジェクトで、いつもどおり AI を 1 回動かします。Codex は、対話版の CLI で一度だけ ClauDeck への連絡を信頼する確認に答えます。Antigravity は、設定を適用したあと終了して開き直してから依頼します。

    できたら:セッションが席に着き、キーの上段に依頼文の冒頭が出ます。

  7. 承認を 1 回返す

    ファイルの書き換えなど、確認が必要な操作を AI に頼みます。キーが明滅して音が鳴ったら、内容を確かめてからそのキーを押します。

    できたら:AI 側で操作が進みます。

2. 基本操作

キーの読み方

キーの上段は依頼の冒頭かツール名、中央はいまの状態、下段は補足です。右上の赤い丸と明滅は「いま人の承認が必要」という印です。

キーの例状態意味と押したとき
空席
破線の枠・文字なし
キーは置かれていますが、まだセッションが着いていません。上端のスレート色の帯と破線の枠だけが出ます。最初の依頼を出すと文字が入ります。押しても何も起きません。
my-app待機a18f3c2d
待機
グレー
セッションはありますが、いまは動いていません。押すと画面を開きます。
my-app待機CC・a18f3c2d
読み待ち
グレー・沈まない
ターンが終わり、まだ見に行っていない席です。待機と同じ色ですが沈みません。押すか、次の依頼を出すと沈みます。
依頼の冒頭考え中CX・Bash
考え中
青
AI が答えを組み立てています。ツールは動いていません。下段に直前のツール名が出ます。ターンの時間の大半はこの状態です(実測で、考えている時間の中央値は 7.9 秒、ツールが動く時間は 117 ミリ秒)。
依頼の冒頭BashCX・a18f3c2d
実行中
青
表示されたツール(Bash、Read など)を実行しています。実行中の音は鳴りません。
依頼の冒頭整理中CC・a18f3c2d
整理中
青
会話が長くなったので、AI が自動で要約しています。依頼そのものは進んでいないので、実行中と分けて表示します。
Edit承認待ち長押し=常に許可
承認待ち
アンバー・明滅
1 回押すと承認します。赤い丸と明滅が、人の操作待ちを示します。
Bash長押しb72e91a4
長押し
赤・明滅
削除、push、外部への送信など影響の大きい操作です。0.8 秒以上押したときだけ承認します。
質問入力待ちa18f3c2d
入力待ち
緑・明滅なし
選択肢を選ぶ質問です。デッキでは答えられないので、押して AI の画面を開きます。
Edit画面で確認a18f3c2d
画面で確認
アンバー・明滅なし
保持時間を過ぎ、承認する場所が AI の画面に戻りました。押して画面で答えます。
取消できます送信中もう一度押す
取消猶予
青
承認を送る前の 1.5 秒です。同じキーをもう一度押すと送信を取り消します。
Edit拒否離すと戻る
拒否
赤い斜線・明滅なし
拒否キーを押している間の表示です。盤面の明滅がいっせいに止まります。この状態で席を押すと、その要求を断ります。
my-app終了a18f3c2d
終了
黒
セッションが終わった席です。しばらく記録として残り、既定 15 分で空席に戻ります。席が足りないときは、それより前でも古い順に使い回します。
ClauDeck停止 
停止
黒・沈まない
ClauDeck が動いていません(終了した、まだ起動していない、など)。つながりが切れて 3 秒ほどでこの表示に変わります。この間の承認は AI の画面でいつもどおり聞かれるので、作業は止まりません。

表のキーは説明のための図です。実際の表示と細部が異なることがあります。

上段と下段の文字

  • 上段は直近の依頼の冒頭です。承認待ち・長押しでは、何を承認するかが分かるようにツール名を優先します。
  • 長押し=常に許可:同じ要求を、そのセッションの中で自動で許可にできます(承認を返す)。
  • (モード名)・承認なし:auto など、承認の確認が出ないセッションです。
  • 子 N:Codex のサブエージェントの数です。
  • 8 桁の英数字:セッション ID の先頭です。同じ ID なら同じセッションです。

どの AI の席か(種別バー)

  • スレート色の帯:初期状態(空席)。まだ AI が着いていません。
  • CC・オレンジの帯:Claude Code(デスクトップ版とターミナル版は分けません)。
  • CX・青の帯:Codex。
  • AG・紫の帯:Antigravity。

上端の帯と、下段の頭の 2 文字の両方で示します。下段がほかの表示で埋まっているときは文字を省きますが、帯は消えません。帯の色は設定ファイルの agent_colors で変えられます(2 文字の印は固定です)。

2. 基本操作

承認を返す

押し方は、キーの中央の表示で決まります。

表示押し方どうなるか
承認待ち1 回押す承認し、1.5 秒の取消猶予に入ります。
長押し0.8 秒以上押す影響の大きい操作です。短く押しても承認しません。
拒否したいとき拒否キーを押しながら席を 1 回押す拒否キーを押している間だけ、席を押すと拒否になります。長押しが必要な操作でも、断るときは 1 回で通ります。
入力待ち押して画面で答える対象のアプリを手前に出します。
ケイ

押す前に、上段のツール名で何を承認するか見てくださいね。

押した直後に取り消す

「取消できます/送信中」と出ている 1.5 秒の間に同じキーをもう一度押すと、承認の送信を取り消します。これは送信を止める機能で、すでに実行された操作を元に戻すものではありません。

長押しで「常に許可」にする

下段に「長押し=常に許可」と出ている要求を 0.8 秒以上押すと、同じ内容をそのセッションの中で自動で許可します。この記録は ClauDeck のメモリの中だけに置き、24 時間で消えます。設定ファイルには書きません。削除や push など、影響がもっとも大きい操作(区分 Tier 3)は「常に許可」にできません。

反応しないとき

光った直後 0.3 秒以内の押下は、押し間違いを防ぐために無視します。「長押し」は 0.8 秒未満では通りません。「入力待ち」は承認の操作ではありません。ふつうの承認待ちは、既定 15 秒で AI の画面に戻ります。

「画面で確認」の席を長押しで承認する(初期状態はオフ)

設定ファイルで screen_approve を有効にすると、「画面で確認」の席を長押ししたときに、その画面を手前に出して ClauDeck が代わりに承認のキー(Claude Code は Enter)やボタン(Codex は「一度だけ許可」)を押します。有効な席の下段には「長押し=画面承認」と出ます。

  • 1.5 秒の取消猶予があり、もう一度押すと取り消せます。その間に画面側で答えられていたら、自動で取りやめます。
  • 画面に戻ってから既定 10 分を過ぎた席では押しに行きません。SSH リモートと Antigravity の席は対象外です。
  • macOS の「アクセシビリティ」の許可が必要です(この機能を有効にしたときだけ)。
  • 送るのはふつうのキー入力です。画面側で確認がすでに済んでいた場合、キーは入力欄に入り、書きかけの文があるとそれが送信されることがあります。
2. 基本操作

AI の画面を開く

承認待ちでない席を 1 回押すと、そのセッションのアプリへ戻れます。

  • Terminal.app:アプリを手前に出し、該当のタブまで選びます。初回は「オートメーション」の許可を求められることがあります。
  • Codex・Claude・Antigravity のデスクトップアプリ:アプリを手前に出します。アプリ内の特定のセッションまでは選べません。
  • 入力待ち・画面で確認:押すと、答えるべき画面を開きます。
  • SSH リモートの席:画面を開く操作には対応していません。承認はできます。
  • 空席:押しても何も起きません。

いま手前に出ている席には、キーの下端に白い帯が付きます。

拒否キー(ClauDeck Deny)

  • 「拒否/押しながら席」と出ているのが待機中の状態です。このキーだけを押しても何も起きません。
  • 押している間だけ構えになり、承認待ちのキーは明滅を止めて赤い斜線が乗ります。その状態で席を押すと拒否になります。
  • 指を離すと必ず承認に戻ります。時間切れで勝手に解けることはありません。
  • 承認待ちが 1 つもないときは「対象なし」と出ます。
  • 拒否キーは光りません。手元を見ずに探せるよう、デッキの端の列に置くのがおすすめです。

ダイヤル(ClauDeck Dial)

  • Stream Deck + XL のダイヤルに置くと、セッション一覧の「窓」になります。
  • 回すと一覧を送ります。どのダイヤルを回しても、すべての窓が動きます。
  • 押すか画面に触れると、そのセッションの画面が手前に出ます。
  • 窓は見るためのものです。承認・拒否は席のキーで行います。
  • 本文は 1 行に全角 12 文字ぶん入ります(キーは全角 8 文字ぶん)。キーに入りきらない依頼文が読めます。
  • 何本置いてもかまいません。席の数より多く置くと、回さなくても全部見えます。

ページ送りキー(ClauDeck Page)

  • 「ページ 1/3」はいまのページです。押すと次へ進みます。
  • 裏のページに承認待ちがあると「裏に承認待ち/N 件」と出て、ページキーが明滅します。
  • ClauDeck Page を置いていない場合は 1 ページだけです。あふれたセッションの承認は AI の画面に戻ります。
  • 既定では自動で切り替えません。設定で auto_page を有効にすると、表に承認待ちがないときだけ、承認待ちのあるページへ自動で切り替わります。

ボタンのテスト

ClauDeck のメニューから「ボタンのテスト」を実行すると、置いた席が端から順に「考え中 → 実行中 → 整理中 → 承認待ち → 長押し → 拒否 → 入力待ち → 画面で確認 → 読み待ち → 待機 → 終了」と一巡し、最後に 3 つの AI の色を並べます。本物の承認待ちがある間は実行しません。

3. 設定

設定と毎日の使い方

画面の言語、自動起動、音、席の数、設定ファイル、記録の見かたです。

画面の言語

メニューバーの ClauDeck のメニューにある「言語」から、日本語と英語を切り替えられます。

ログイン時に起動する

ClauDeck のメニューの「ログイン時に起動」で切り替えます。チェックがあれば、次のログインから自動で起動します。ClauDeck が動いていない間は、承認はいつもどおり AI の画面で行います。

音と音量

  • 承認待ち:駆け上がって止まる音。いちばん大きく、人を呼ぶ音です。
  • 入力待ち:短い問いかけが 2 回。画面で答える合図です。
  • タスク終了:駆け上がって最後に下がる音。ターンの終わりを知らせます。
  • セッション終了:やわらかく下がる 3 音です。

席ごとに音の高さが違います。メニューの「音」で、状態の節目の音だけ、またはすべての音を止められます。「音」→「音量」で 大・中・小 の 3 段階から選べます(大が既定)。

席を増やす・ページを使う

  • ClauDeck Slot を置くと、その場で席が増えます。外すと空きます。
  • 設定ファイルの pins に「席の名前: 席 ID」を書くと、再起動しても同じ席に着きます。AI の種類(claude・codex・antigravity)で書くこともでき、3 つの AI をいつも同じ位置に固定できます。
  • 席より多くのセッションを使う場合は、ClauDeck Page を 1 つ置きます。
  • 2 台目のデッキでは、席 ID にデバイスの識別子が付きます(例:c0r0#56bc)。どれを主にするかはデバイス ID の順番で決まるので、起動の順番で入れ替わることはありません。

設定ファイル

設定は ~/.config/claudeck/config.json にあります。保存すると自動で読み直され、次の承認から反映されます。ふつうは再起動は要りません(色の帯だけは保存の数秒後に反映されます)。

{
  "policy": "own",
  "hold": 15,
  "sound": true,
  "state_sound": true,
  "pages": 3,
  "notify_ms": 9750,
  "volume": 100,
  "ended_ttl_ms": 900000,
  "auto_page": false,
  "pins": { "claude": "c0r0", "codex": "c1r0" },
  "agent_colors": { "antigravity": "#c026d3" }
}
主な設定項目の意味
  • policy:own はデッキで承認、defer は承認を AI の画面に返します。
  • state_sound:false にすると状態の節目の音を止めます。承認の音は残ります。
  • volume:音の大きさ(1〜100、既定 100)。メニューの 大・中・小 は 100・50・25 です。
  • screen_approve:「画面で確認」の席を長押ししたとき、代わりに承認のキーを押しに行きます。既定はオフ。アクセシビリティの許可が必要です。
  • approve_action:代わりに押す手段の上書きです。AI の種類ごとに key:enter・key:cmd+enter・button:ボタン名 の形で書きます。書かないものは既定(claude は Enter、codex は「一度だけ許可」ボタン)です。
  • ended_ttl_ms:終了した席を空席に戻すまでの時間(ミリ秒、既定 15 分)。0 で残し続けます。
  • auto_page:裏のページで承認待ちになったとき、そのページへ自動で切り替えます。既定は切り替えません。表に承認待ちがあるときは切り替えません。
  • pins:席の固定です。「席の名前」か AI の種類を席 ID に割り当てます。その席が空いていないときは、ふつうの割り当てに戻ります。
  • agent_colors:上端の色の帯の色です。色名か #rrggbb で書きます。書かなかったものは既定のままです。

記録を見る

メニューの「ログを Finder で開く」から、動作の記録を見られます。会話の本文やファイルの内容は含みません。

記録に出てくる主な言葉
  • press:キーが押された
  • cue:音を鳴らした
  • always_added:「常に許可」にした
  • no_seat:席がなく、AI の画面に戻した
  • seat_busy:同じ席が別の承認を受けていた
  • escalated:放置されたと判断した
  • seat_vacated:時間のたった終了の席を空席に戻した
  • config_reloaded:設定を読み直した
  • deny_armed・deny_disarmed:拒否キーの構えと解除
  • dial_rotate・dial_focus:ダイヤルを回した・押した(触れた)
  • auto_page_turn:裏のページへ自動で切り替えた
  • shutdown:ClauDeck が自分で終了した(この行がなければ、外から止められています)

バージョンの確かめかたと更新

メニューバーの ClauDeck のアイコンを押し、いちばん上の「このアプリについて…」を選ぶと、バージョンとビルド番号、著作権表示、公式サイトへのリンクが出ます(2.0 以前は「ClauDeckについて」という名前でした)。この項目がない場合は、古い版です。最新版に更新してから開き直してください。

ClauDeck は起動したときに新しい版があるか確かめ、あれば「ソフトウェアアップデート」の画面を出します。メニューの「アップデートを確認…」からも確かめられます。

3. 設定

Antigravity を連携する

  1. メニューを開く

    ClauDeck の「エージェント連携」→「Antigravity」を開きます。

  2. 連携内容を選ぶ

    下の表から選び、「適用」を押します。

  3. Antigravity を開き直す

    Antigravity を終了して開き直し、新しい依頼を送ります。

選ぶ項目できること
状態表示と画面復帰状態を席に表示し、席を押すと Antigravity の画面へ戻ります。
承認・拒否も有効状態表示と画面への切り替えに加えて、書き込みやコマンドの実行などの承認をデッキで受けます。
連携を解除ClauDeck の Antigravity 連携を外します。

変更前の Antigravity の設定はバックアップされます。あとから同じメニューで状態表示だけに戻したり、連携を解除したりできます。コマンドの入力は要りません。

席に AG と出ていれば Antigravity のセッションです。承認待ちは席を押して承認し、断るときは ClauDeck Deny を押しながら席を押します。時間切れは拒否ではなく、Antigravity 本来の自動実行の設定に戻ります。自動実行の設定(EAGER)を使っている場合、承認を有効にすると、これまで自動で進んでいた操作に ClauDeck の確認が加わります。

3. 設定

SSH リモート接続

Mac の外にある Linux マシン上の Claude Code を、同じ Stream Deck に表示します。

対応している範囲

SSH リモート連携は Claude Code だけに対応しています。Codex は対象外です。承認はできますが、リモートの席から Mac 上の画面を開く操作には対応していません。

  1. リモート側を確かめる

    Linux マシンに Python 3.6 以上と Claude Code があることを確かめます。

  2. パスワードなしで SSH 接続できるようにする

    公開鍵をリモートの ~/.ssh/authorized_keys に登録し、Mac のターミナルからパスワードなしで接続できることを確かめます。

  3. 接続先を入力する

    ClauDeck のメニューの「SSHリモート連携…」を開き、接続名、表示名、SSH ユーザー、ホスト、ポートを入力します。秘密鍵を指定する場合は「選ぶ…」から選びます。

  4. 接続する

    自動接続と、切れたときの再接続をオンにして「設定して接続」を押します。接続の確認、リモートへの部品の転送、リモートの Claude Code への登録、専用の通り道の確立の順に進みます。

  5. リモートの Claude Code を開き直す

    できたら、デッキに「[表示名] ディレクトリ名」の席が出ます。

接続の扱いと、切れたときの動き

  • 接続するのは、利用者が指定した接続先だけです。運営者のサーバーや第三者のサービスは経由しません。
  • Mac の中の連絡口はリモートに公開せず、合言葉で確かめたリモート専用の入口だけを使います。
  • パスワード、二段階認証のコード、秘密鍵の中身は保存しません(秘密鍵はファイルの場所だけを覚えます)。
  • 切れたときは、間隔を広げながら最大 30 秒おきに再接続します。「SSHリモート連携…」の「今すぐ再接続」でもつなぎ直せます。
  • 20 秒ほど切れたままだと席は「終了」になり、つながり直したあとの次の動きで同じ席に戻ります。
  • 切れている間の承認はデッキに出せないため、SSH 先の AI の画面で聞かれます。
4. 困ったとき

うまくいかないとき

症状に近い項目を開いてください。

ケイ

まずはメニューの「ステータス」を開いてみましょう。

メニューバーに ClauDeck のアイコンが出ない

システム設定の「メニューバー」→「メニューバーに追加することを許可」に ClauDeck があれば、オンにします。一度外したアプリは、アプリ側から自動では戻せません。

デッキのキーが 1 つも光らない

「ステータス」で、Stream Deck が接続済みか、席が 1 つ以上あるか、モードが own か、席に着いたセッションがあるかを順に確かめます。Claude Code が auto の場合は、承認の確認そのものが出ません。

「プラグイン未接続」と出る

メニューから Stream Deck にプラグインを入れ、Stream Deck アプリを終了して開き直します。そのあと「ClauDeck Slot」をキーへ置きます。「AI Slot」は別のプラグインです。

承認がデッキに出ず、AI の画面で聞かれる

「ステータス」の「デッキに出せなかった承認」を見ます。席がない、時間切れ、defer、同じ席が別の承認中、などの理由が出ます。1 つの席が同時に受けられる承認は 1 件だけです。

光っているキーを押しても反応しない

光ってから 0.3 秒以内の押下は無視します。「長押し」は 0.8 秒以上必要です。緑の「入力待ち」はデッキでは答えられないので、押して画面で答えます。

「画面で確認」と出ている

既定 15 秒の保持時間を過ぎ、承認する場所が AI の画面に戻った状態です。キーを押して AI の画面を開き、そこで許可か拒否をします。

押した直後に間違いに気づいた

「取消できます」と出ている 1.5 秒の間に同じキーをもう一度押すと、承認の送信を取り消します。すでに実行された操作は取り消せません。

席が足りない/席の場所が変わった

ClauDeck Page を置くと裏のページを使えます。席はセッションごとに固定ですが、すべての席が埋まって終了の席が使い回されたとき、終了の席が時間切れ(既定 15 分)で空席に戻ったとき、キーを動かしたとき、デッキの構成が変わったときは見え方が変わります。決まった位置に置きたい場合は、設定ファイルの pins を使います。

「画面で確認」の席を長押ししたのに、何も送られない

① screen_approve が有効か(有効なら下段に「長押し=画面承認」と出ます)② アクセシビリティの許可をしたか(許可していないとメニューに案内が出ます)③ その AI の画面を手前に出せたか ④ 画面に戻ってから既定 10 分を過ぎていないか ⑤ リモート・Antigravity の席ではないか、を確かめます。送らなかったときは入力待ちの音で知らせ、画面だけが手前に出るので、そのまま画面で答えてください。

デッキに「ClauDeck/停止」と出る

ClauDeck が動いていません。「アプリケーション」フォルダーの ClauDeck を開き直してください。この表示の間も、承認は AI の画面でいつもどおり聞かれます。メニューバーにアイコンが出ない場合は、いちばん上の項目を見てください。

Codex を登録しても動かない

対話版の Codex CLI を一度起動し、ClauDeck への連絡を信頼する確認に答えます。ChatGPT アプリや codex exec からは、この確認に答えられません。

音が鳴らない/うるさい

メニューの「音」を確かめます。状態の節目の音を切ると承認の音だけが残り、「音を鳴らす」を切るとすべて止まります。音は残して静かにしたいときは「音量」を中か小にします。「音を試す」でも鳴らない場合は、macOS の音量と出力先を確かめます。

席を押しても目的の画面に戻らない

画面に戻れるのは、承認待ちでない席だけです。Terminal.app は「オートメーション」の許可がないとタブまで選べません。デスクトップアプリはアプリを手前に出すところまで、SSH リモートは画面を開く操作に対応していません。

SSH リモートで Permission denied になる

ターミナルから対象のホストへ直接 SSH 接続できるか、公開鍵が ~/.ssh/authorized_keys にあるかを確かめます。パスワードや二段階認証を入力する接続には対応していません。

SSH リモートが切れたまま

「SSHリモート連携…」から「今すぐ再接続」を実行できます。対象のホスト、Python 3、SSH のポートに届くかも確かめてください。自動の再接続は最大 30 秒おきに続きます。

解決しない場合は、info@k386.sub.jp へ、お使いの版(「このアプリについて…」で確かめられます)と症状をお知らせください。

5. 用語

用語と既定値

設定を変えている場合、実際の値はアプリ内のガイドの「用語と数値」で確かめられます。

項目既定値
承認待ちをデッキで保つ時間15 秒
光った直後に押下を無視する時間0.3 秒(300 ミリ秒)
押したあとの取消猶予1.5 秒(1,500 ミリ秒)
「長押し」に必要な時間0.8 秒(800 ミリ秒)
「常に許可」にする長押し0.8 秒(800 ミリ秒)
終了の席を空席に戻すまで15 分
「常に許可」を覚えておく時間24 時間
macOS の通知保持時間が既定の 15 秒のときは 9.75 秒(保持時間の 65%、最大 20 秒)
ページ数の上限3
承認の受け方(モード)own

用語

  • 席:1 つのセッションが着く Stream Deck のキー。スロットとも呼びます。
  • セッション:Claude Code・Codex・Antigravity との 1 つの会話です。
  • 承認待ち:許可か拒否を待っている、明滅している状態です。
  • 拒否キー:押している間だけ、席の押下を拒否に変えるキーです。席にはなりません。
  • 構え:拒否キーを押し下げている状態です。時間では解けず、離すと必ず戻ります。
  • 読み待ち:ターンが終わり、まだ見に行っていない席です。待機と同じ灰色ですが、沈みません。
  • 停止:ClauDeck が動いていないことを、プラグインがキーに出した表示です。この間の承認は AI の画面で聞かれます。
  • 窓:ダイヤルに映るセッション一覧です。承認や拒否はしません。
  • 前面:いま画面のいちばん手前に出ている席です。下端に白い帯が出ます。
  • 発信元:その席がどの AI のものかです。上端の色の帯と下段の頭 2 文字(CC・CX・AG)で示します。
  • 入力待ち:選択肢を選ぶ質問です。デッキでは答えられません。
  • 取消猶予:押したあと、承認の送信を待っている時間です。
  • フォーカス:席を押して、対象のアプリを手前に出す操作です。
くわしい仕組み(hooks と Unix ドメインソケット)

hooksは、Claude Code・Codex・Antigravity が作業の節目(ツールを使う前、ターンの終わりなど)に、登録された別のプログラムを呼び出す仕組みです。「エージェント連携」で ClauDeck を登録すると、状態や承認の要求が ClauDeck に届くようになります。

Unix ドメインソケットは、同じ Mac の中のプログラム同士だけが使える連絡口です。ClauDeck は AI や Stream Deck のプラグインとのやり取りにこれを使うので、そのやり取りは Mac の外に出ません。

いまできないこと

デッキから選択式の質問に答えること、デスクトップアプリの中の特定のセッションを選ぶこと、SSH リモートの画面を開くこと、SSH リモートで Codex を扱うことには対応していません。