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User Guide

SoundSwitch 使い方ガイド

はじめの設定から、ふだんの操作、設定画面、困ったときの対処までをまとめました。対象はバージョン 0.4.1 です。

Getting started

はじめに

SoundSwitch はメニューバーに常駐するアプリです。Dock には表示されません。まだ入れていない場合は入れかたをご覧ください。

キーの記号の読み方

⌃ は Control(control)キー、⌥ は Option(option)キーです。⌃⌥O は「Control と Option を押しながら O」を表します。

おすすめの準備

  1. パネルを開く

    メニューバーのスピーカーのアイコンをクリックします。

  2. よく使う出力を 2〜3 個ピン留めする

    例:内蔵スピーカー、ヘッドホン、USB のオーディオ機器。行にマウスを乗せると出るピンを押します。

  3. 必要なら順番を並べ替える

    パネルの下の「お気に入り編集」で、⌃⌥O で切り替わる順番を変えられます。

  4. マイクも同じように

    INPUT 側の機器もピン留めすると、⌃⌥I で順に切り替えられます。

かなで

ピン留めは 2〜3 個くらいが切り替えやすいですよ。

初めて開いたときは、主な操作をまとめた「SoundSwitch へようこそ」の画面が 1 回だけ出ます。「ショートカットを設定…」から、キーの組み合わせをすぐに変えることもできます。

Basics

基本操作

メニューバーのアイコンでの操作と、どのアプリを使っていても効くショートカットキーの一覧です。

操作すること補足
アイコンをクリックパネルを開く・閉じるもう一度クリックするか、パネルの外をクリックすると閉じます。
アイコンの上でスクロール音量を変える2 本指のスクロールかマウスのホイール。ミュート中に上へ回すと、ミュートは自動で解除されます。
パネルの音量スライダーの上でスクロールその音量を変える出力・Music・ブラウザー・会話用のどのスライダーでも使えます(0.4.1 以降)。
⌥+クリックミュート・解除ミュート中は、アイコンが斜線の入ったスピーカーに変わります。
右クリック(⌃+クリック)メニューを出す「デバイスを再スキャン」「設定…」「アップデートを確認…」「SoundSwitch を終了」。
⌃⌥O出力を順に切り替えピン留めした出力のうち、いまつながっている機器だけを順番に切り替えます。
⌃⌥I入力(マイク)を順に切り替え入力の順番は、ピン留めした順です。
⌃⌥Mミュート・解除画面の表示は出ませんが、アイコンが斜線入りに変わります。

アイコンの形は、いまの出力先の種類(スピーカー・ヘッドホン・ディスプレイなど)とミュートの状態で変わります。

パネルの見方

  • OUTPUT(出力)と INPUT(入力)の一覧が並びます。いま選ばれている機器には行の最後にチェックが付き、行が薄く色づきます。
  • 行をクリックすると、その機器に切り替わります。パネルは開いたままなので、出力と入力を続けて変えられます。
  • 音量はスライダーで変えます。左のスピーカーのアイコンを押すとミュートします。
  • HDMI でつないだディスプレイなど音量を変えられない機器では、スライダーとミュートが使えなくなり、数値は「—」になります。
  • 出力を切り替えると、警告音などのシステムの音も同じ機器から出ます。
  • パネルの下に「お気に入り編集」「設定」「終了」と「ログイン時に起動」のスイッチがあります。

画面に出る表示

  • 音量の表示:スクロールしたとき、マウスのある画面の上の端に一瞬出ます。
  • 切り替えの表示:ショートカットで切り替えたときは、画面の中央より少し上に出ます。点(● ○ ○)で、お気に入りの数といまの位置が分かります。
  • お気に入りが登録されていないときや、切り替え先がないときは、その旨が表示されます。

お気に入り(切り替え先)の登録と並べ替え

  • パネルの行にマウスを乗せると薄いピンが出ます。押すと塗りつぶしのピンになり、その機器が ⌃⌥O / ⌃⌥I の切り替え先になります。もう一度押すと外れます。
  • 出力は、パネルの下の「お気に入り編集」で並べ替えられます。≡ の部分をドラッグした順が、そのまま ⌃⌥O の順になります。⊖ で外し、「デバイスを追加…」でつながっている出力を加えます。
  • つながっていないお気に入りは、最後に見た名前のまま「未接続」と薄く表示され、切り替えのときは飛ばされます。
  • 入力には並べ替えの画面がありません。順番を変えたいときは、ピンを外して付け直してください。

Apple Music・Spotify の音量

Mac 全体の音量は変えずに、音楽アプリの音量だけを 0〜100% で調整します。対象は Apple Music と Spotify で、起動しているときだけ使えます(起動していないアプリを勝手に起動することはありません)。

  1. 初めて使うときは、パネルの「(アプリ名)の連携を許可…」を押します。macOS から「オートメーション」の許可を求める画面が出るので、許可します。アプリごとに 1 回だけです。
  2. 両方が起動しているときは、「音量の操作対象」でどちらを操作するか選べます。片方だけが再生中なら、自動でそちらに切り替わります。
  3. 「下げる」を押すと、会話用の音量まで下げます(いまの音量より上げることはありません)。「戻す」で、下げる前の音量に戻ります。
  4. 会話用の音量は「会話用音量の設定」で変えられます。0% は無音です。設定した値は、次に「下げる」を押したときに使われます。

ブラウザーの音量(試験機能)

試験機能です

Chrome・Comet・Brave で基本の操作を確かめています。Safari は未対応、Edge は未確認、Firefox は対象外です。macOS 14.2 以降が必要で、すべての環境で動くとは限りません。タブ単位ではなく、選んだブラウザー全体(ブラウザーでの会議の音声を含む)が対象です。

  1. ブラウザーで音を再生した状態で、パネルのブラウザー名のメニューから対象を選びます(起動しているブラウザーだけ選べます)。
  2. 「ブラウザー制御を開始して下げる…」を押し、確認の画面で「開始して下げる」を選びます。初回は「システム音声の取得」の許可を求められます。
  3. 音声を待っているあいだはスライダーが使えません。音声が届くと操作できるようになります。約 45 秒たっても届かないと待機は終わるので、再生中か確かめてからもう一度始めてください。待機をやめるときは「開始を取り消す」を押します。
  4. 「下げる」「戻す」で会話用の音量と元の音量を切り替えます。スライダーの値は、元の音に対する割合(%)です。会話用の音量は、歯車のボタンから変えられます。
  5. やめるときは「制御を終了…」を押し、確認の画面で「終了する」を選びます。ブラウザー本来の音量に戻ります。

制御を終えたとき、出力先が変わったとき、ブラウザーの音声の処理が入れ替わったときは元の音に戻るため、音が大きくなることがあります。音声は音量の処理のためだけに Mac の中で使い、保存も送信もしません。

Settings

設定

パネルの「設定」か、右クリックメニューの「設定…」で開きます。上部のタブで切り替えます。

ショートカット

  • 「出力をお気に入り巡回」「入力をお気に入り巡回」「ミュート切替」の 3 つのキーを変えられます。
  • 欄をクリックして、修飾キー(⌃ ⌥ ⇧ ⌘)を 1 つ以上含む組み合わせを押すと設定されます。Esc で取り消し。
  • 「既定に戻す」で ⌃⌥O / ⌃⌥I / ⌃⌥M に戻ります。

デバイス

  • パネルに出す機器をチェックで選べます。最初はすべてチェックが入っています。
  • 会議アプリの仮想機器など、使わないものを外すと一覧が短くなります。チェックを外した機器は、お気に入り(切り替え先)からも外れます。
  • いま選ばれている機器は、チェックを外していても一覧に残ります。新しく挿した機器は、最初から表示されます。
  • 隠している機器があるときは、パネルの「OUTPUT」「INPUT」の横に「非表示 2」のように出ます。「すべて表示」で元に戻せます。

アップデート

  • 「起動時に自動で更新を確認する」をオフにすると、起動時の確認をしなくなります。オフのあいだは、「アップデートを確認…」を押したとき以外は通信しません。
  • 使っているバージョンの確認と、「アップデートを確認…」のボタンがあります。

ログイン時に起動

パネルの下のスイッチで切り替えます。オンにすると、Mac の起動と同時にメニューバーに常駐します。

Troubleshooting

困ったとき

かなで

一覧がおかしいときは、右クリックの「デバイスを再スキャン」です。

ショートカットが効かない

ほかのアプリが同じキーの組み合わせを先に使っている可能性があります。設定の「ショートカット」タブで別の組み合わせに変えてください。

⌃⌥O を押しても切り替わらない

切り替え先は、ピン留めした機器のうち、いまつながっているものだけです。お気に入りが登録されていないときや、切り替え先がないときは、画面にその旨が表示されます。パネルで機器をピン留めし、その機器がつながっているか確かめてください。

一覧の表示が実際と合わない

右クリックメニューの「デバイスを再スキャン」で読み直せます。一覧に出てこない機器は、設定の「デバイス」タブでチェックが外れていないか確かめてください。

音量のスライダーが使えない・「—」と表示される

HDMI でつないだディスプレイなど、macOS 側で音量を変えられない機器です。切り替えはできます。音量は機器側で調整してください。

ログイン時に起動しない

「ログイン時に起動」は /Applications/SoundSwitch.app の場所で登録されます。ほかの場所(ダウンロードフォルダーや DMG の中)から開いている場合は、「アプリケーション」フォルダーへ移してから開き直し、スイッチを入れ直してください。

音楽アプリの音量が「利用不可」になる

Apple Music か Spotify が起動しているか確かめてください。連携の許可を「許可しない」にした場合は、「システム設定」の「プライバシーとセキュリティ」→「オートメーション」で SoundSwitch の対象アプリにチェックを入れてください。

ブラウザーの音量が下がらない

ブラウザーで音が鳴っている状態で開始してください。約 45 秒たっても音声が届かないと待機が終わります。macOS 14.2 より前の Mac、Safari・Firefox では使えません。「システム音声の取得」の許可も確かめてください。試験機能のため、環境によっては動かないことがあります。

解決しないときは、info@k386.sub.jp までお知らせください。macOS のバージョン、Mac の機種、使っている音響機器を書いていただけると調べやすくなります。

Glossary

用語

出力(OUTPUT)音が出る機器。スピーカー、ヘッドホン、ディスプレイなど。
入力(INPUT)音を拾う機器。マイクやヘッドセットのマイクなど。
お気に入り・巡回ピン留めした機器。ショートカットキーを押すたびに、この中で順番に切り替わること(巡回)を指します。
修飾キーControl(⌃)、Option(⌥)、Shift(⇧)、Command(⌘)のように、ほかのキーと一緒に押すキー。
会話用の音量「下げる」を押したときの音量。音楽アプリとブラウザーで別々に決められます。
オートメーションあるアプリがほかのアプリを操作するための macOS の許可。SoundSwitch では Apple Music・Spotify の音量を読み書きするために使います。
システム音声の取得アプリが Mac で鳴っている音を受け取るための macOS の許可(macOS 14.2 以降)。SoundSwitch ではブラウザーの音量を下げる試験機能で使います。
公証Apple が既知のマルウェアが含まれていないかを自動で検査する仕組み。品質や動作を保証するものではありません。